2021-02

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時代小説

八本目の槍-七本槍だけが知る三成の姿-

賤ヶ岳の七本槍、彼らの七つの物語を通じて、八本目の槍である石田三成が描かれていく。三成は何を思って、関ヶ原の戦いへと向かったのか。知られざる三成の一面と、立場が変わっても繋がる七本槍たちとの縁。吉川英治文学新人賞受賞の傑作。
時代小説

まむし三代記 木下昌輝-そして、国滅ぼしである-

「美濃の蝮」、斎藤道三はなぜ国盗りを決意したのか?「国を医す」という高尚な目的とは裏腹に、一族はあらゆる手を使って下剋上を果たしていく。その裏には日本をも滅ぼすとされる「国滅ぼし」の存在があった。
時代小説

隠し剣孤影抄 藤沢周平-弱者の秘剣-

剣豪とは強く己をもち、その腕をもって我が道を切り開くものです。しかし、『隠し剣孤影抄』は違います。彼らは人間の弱さを全く捨てきれていないのです。そんな凡人が見せる一瞬の剣の煌めき……埋もれた分だけ輝いてみえるのは当たりまえのことなのかもしれません。
時代小説

吉原御免状 隆慶一郎-THE・主人公-

小説は虚構でいかに読者を楽しませるか、という点に尽きるのではないでしょうか。この点、『吉原御免状』は完璧ともいえる作品ではないでしょうか。デビュー作にあって直木賞候補にもなった本作。歴史の常識を打ち破る仕掛けの数々と痛快無比な物語をぜひ!
時代小説

本所しぐれ町物語 藤沢周平-ちょっとした大事件-

別に悪気があったわけではない。ちょっと魔が差してしまっただけだ。私たちは自分が思いもしなかったことで時に大事件を起こしてしまうものです。日常にあってたまに起こる一幕を、下町を舞台に叙情的に描いた作品になっています。
時代小説

雁の宿 藤原緋沙子-時代小説好きのための時代小説-

江戸時代、女性が夫と離縁するための最後の手段は駆け込み寺であった。縁切り御用をとめる橘屋の主人・お登勢に仕える塙十四郎は、駆け込んできた女たちを陥れた黒幕に対して、持ち前の正義感と剣で立ち向かっていくのであった。
小説

ヴォイド・シェイパ 森博嗣-強くなることとは?-

強くなることとはいったい?剣を手にしたゼンは思いを胸に、旅を続けていく。 『ヴォイド・シェイパ』森博嗣の描く新たな剣豪小説。
時代小説

涅槃の雪 西條奈加-天保の改革に生きる人々-

仕事に追われる門佑の心を支えていたのはお卯乃の存在であった。お卯乃と暮らす日々が門佑にとっては唯一心安らぐ時間であったのだ。しかし、突如としてお卯乃は家を出ていってしまう。焦心した門佑もやがて姉に押しつけられた縁組を呑んでしまうのであった……
時代小説

細川ガラシャ夫人 三浦綾子-戦国に生まれた姫の苦悩-

細川ガラシャは、明智光秀の娘であり、多くの戦乱に巻き込まれて生きることとなった。そんななかで、彼女はなぜ洗礼を受けることになったのか? 戦国に生まれた姫の悲劇とそれでもなお気高く生きぬいた一人の女性の物語。
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