早見和真

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小説

ザ・ロイヤルファミリー 早見和真-欲望と誇りを乗せて-

山王耕造は、馬主としてあと一歩のところで苦しんでいた。悪目立ちし、陰口を叩かれながらも誰よりも馬を愛していた社長のことを秘書である栗須栄治はよく知っていた。ただ有馬記念を制するために……競馬に興味がない人にこそおすすめの一冊。
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