時代小説子連れ用心棒 沖田正午-幼子を背負う異色の剣豪- 『子連れ用心棒』は今までのハードボイルドな剣豪小説とはひと味違う人情味溢れる剣豪小説です!幼い甥っ子を背負いながら戦う竜之介と、幼子ながらも直感の働く鉄太郎。事件の真犯人を突き止め、再び国に戻れる日は訪れるのでしょうか? 2021.01.09時代小説
時代小説しゃばけ 畠中恵-妖ファンタジー捕物帳- 大店の跡取り息子の一太郎は病弱で寝込みがちで、そんな彼を過保護に見守る妖たち。ある日、薬種問屋を狙った殺人事件が発生し、一太郎の元にも魔の手が伸びる...果たして、一太郎は逃げ延び事件を解決することができるのか?人間と妖が協力して事件を追う、愉快で楽しい捕物帳。 2021.01.07時代小説
時代小説さぶ 山本周五郎-心の成長- 主人公・栄二は理不尽な事件に遭いますが、そこから憎しみを乗り越えて一回り成長していきます。しかし、人は一人で成長出来るものではありません。栄二の周りにはいついかなる時でも、彼を信じて支え続ける親友さぶの存在がありました。 2021.01.05時代小説
時代小説あかね空 山本一力-切れぬ家族の縁- 若者は江戸に上って身を立てようと豆腐屋を始める。慣れない環境に悪戦苦闘しながらも、愛する女性と力を合わせて商売を軌道に乗せていく。一方で、子育てを巡っては夫婦ですれ違い、家族の衝突があり...山本一力の描く直木賞受賞の人情時代小説! 2021.01.03時代小説
時代小説赤ひげ診療譚 山本周五郎-醜悪さを認めてこその美しさ- 『赤ひげ診療譚』は山本周五郎によって書かれた医療小説です。ままならぬ日々を送る全ての庶民に読んで欲しい作品です。特に、どんな人間に対しても慈愛をもって接する赤ひげの人間性や、罪を犯さずには生きられぬ人間の弱さには心打たれずにはいられないと思います。 2021.01.02時代小説
時代小説黒田如水 吉川英治-天才軍師の試練- 『黒田如水』は黒田官兵衛の30-36歳の6年間を描いた作品。羽柴秀吉・竹中重治との出会い、有岡城での説得など、官兵衛の転換期ともいえる時期である。また、長編作品で知られる吉川英治氏の中では非常に短く纏まった作品でもあり、吉川作品の初読者におすすめ! 2020.12.31時代小説
時代小説戦雲の夢 司馬遼太郎-才器と将器- 『戦雲の夢』。土佐の戦国大名・長曾我部盛親は強く、賢く、優しい。けれども、野心や己を信じて突き進む心が不足していた。才器としては十分なれど将器としてなりえなかった悲運の武将を司馬遼太郎が描きだす。 2020.12.30時代小説
時代小説心形刀 柴田錬三郎-迸る熱量- 文学賞のビッグタイトルの存在は知っていても、彼らの作品は読んだことがない!という人は意外と居るのではないでしょうか?今回は「柴田錬三郎賞」の冠となっている、柴田錬三郎『心形刀』について紹介したいと思います。強烈な個性と独特な切り口が合わさった唯一無二の小説は、ハマる人にはとことんハマるでしょう!! 2020.12.29時代小説
時代小説驟り雨 藤沢周平-善人と悪人の境とは- 『驟り雨』は藤沢周平の描いた短編集です。本書の登場人物たちは、ギリギリの状態で生きている市井の者です。彼らが、土壇場で見せる生き様には必ずしも人道的なものではありません。しかし、だからこそ最後の最後で人間性を取り戻す話では感動が大きいのです。一筋縄ではいかぬ人間の生き様にあなたは何を感じるでしょうか? 2020.12.28時代小説
時代小説本所深川ふしぎ草紙 宮部みゆき-超人気小説家の時代小説- 宮部みゆき、多くの人が著者の小説を読んだことがあることでしょう。しかし、『火車』などの現代小説は読んだことはあっても時代小説は読んだことはない人もいるのではないでしょうか。『本所深川ふしぎ草紙』はストーリーテラーとしての巧みさが時代小説でも遺憾なく発揮されています!七不思議にちなんだ七つの物語を 2020.12.27時代小説