時代小説あきない世傳 金と銀 源流篇 高田郁-九つの知恵者- 享保の大飢饉は生活を一変させた。家族との別離をうけて、奉公に出されることになった幸。しかし、奉公先の「五鈴屋」で才覚を表していくのだった。「みをつくし料理帖」シリーズの著者・高田郁の描く、商人時代小説シリーズ! 2021.03.08時代小説
小説ブラッド・スクーパ 森博嗣-研ぎ澄まされていく剣術- 『ヴォイド・シェイパ』が旅の物語であるならば、『ブラッド・スクーパ』は剣の物語である。立ち寄った村で用心棒を頼まれたゼンは、戦いのなかで死地を経験することとなる。「ヴォイド・シェイパ」シリーズ第二作、ゼンの剣術に刮目せよ! 2021.03.04小説
時代小説花鳥の夢 山本兼一-辿り着いた新境地とは- 狩野永徳、天下一の絵師でありながらもあまり知られていないその生涯。しかし、彼の一生を知ったとき、読者は永徳の絵がもつ"凄み"を身をもって知ることになる。才能と努力、すべてを絵に捧げた男の一大ドラマ。 2021.03.01時代小説
時代小説八本目の槍-七本槍だけが知る三成の姿- 賤ヶ岳の七本槍、彼らの七つの物語を通じて、八本目の槍である石田三成が描かれていく。三成は何を思って、関ヶ原の戦いへと向かったのか。知られざる三成の一面と、立場が変わっても繋がる七本槍たちとの縁。吉川英治文学新人賞受賞の傑作。 2021.02.26時代小説
時代小説まむし三代記 木下昌輝-そして、国滅ぼしである- 「美濃の蝮」、斎藤道三はなぜ国盗りを決意したのか?「国を医す」という高尚な目的とは裏腹に、一族はあらゆる手を使って下剋上を果たしていく。その裏には日本をも滅ぼすとされる「国滅ぼし」の存在があった。 2021.02.23時代小説
時代小説隠し剣孤影抄 藤沢周平-弱者の秘剣- 剣豪とは強く己をもち、その腕をもって我が道を切り開くものです。しかし、『隠し剣孤影抄』は違います。彼らは人間の弱さを全く捨てきれていないのです。そんな凡人が見せる一瞬の剣の煌めき……埋もれた分だけ輝いてみえるのは当たりまえのことなのかもしれません。 2021.02.18時代小説
時代小説吉原御免状 隆慶一郎-THE・主人公- 小説は虚構でいかに読者を楽しませるか、という点に尽きるのではないでしょうか。この点、『吉原御免状』は完璧ともいえる作品ではないでしょうか。デビュー作にあって直木賞候補にもなった本作。歴史の常識を打ち破る仕掛けの数々と痛快無比な物語をぜひ! 2021.02.17時代小説
時代小説本所しぐれ町物語 藤沢周平-ちょっとした大事件- 別に悪気があったわけではない。ちょっと魔が差してしまっただけだ。私たちは自分が思いもしなかったことで時に大事件を起こしてしまうものです。日常にあってたまに起こる一幕を、下町を舞台に叙情的に描いた作品になっています。 2021.02.14時代小説
時代小説雁の宿 藤原緋沙子-時代小説好きのための時代小説- 江戸時代、女性が夫と離縁するための最後の手段は駆け込み寺であった。縁切り御用をとめる橘屋の主人・お登勢に仕える塙十四郎は、駆け込んできた女たちを陥れた黒幕に対して、持ち前の正義感と剣で立ち向かっていくのであった。 2021.02.11時代小説
小説ヴォイド・シェイパ 森博嗣-強くなることとは?- 強くなることとはいったい?剣を手にしたゼンは思いを胸に、旅を続けていく。 『ヴォイド・シェイパ』森博嗣の描く新たな剣豪小説。 2021.02.09小説