月西

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時代小説

高瀬庄左衛門御留書 砂原浩太朗-2021年上半期直木賞候補作-

神山藩の郡方を務める高瀬庄左衛門は、妻と子を亡くし50歳で一人余生を過ごしていた。息子の嫁である志穂、そして立花弦之助との出会いにより、神山藩の渦中へと飛び込んでいくことになるのであった。
時代小説

あきない世傳 金と銀(三) 高田郁-開花する才能-

四代目徳兵衛の急死により、五代目徳兵衛の座へと収まることになった惣次。商才に優れる五代目は内外の改革をもって五鈴屋の再興へと歩みを進めていくが、辣腕すぎる故に奉公人には厳しく、彼らの間に入る幸の存在が影ながらの支えとなっていた。商い戦国時代において武将としての一歩を踏み出す一巻。
時代小説

喜知次 乙川優三郎-どこまでも静謐で清冽に-

静謐で清冽な乙川作品の魅力が詰まった一作。変えることの出来ない現実を前にして懸命に生きる少年たちと、タイトルにもなっている『喜知次』の人生が味わい深い余韻を残す一冊。
時代小説

深川恋物語 宇江佐真理-味わい深い一編-

時代小説の名手、宇江佐真理の吉川英治文学新人賞受賞の一作。 一筋ではいかぬ恋を、感情の機微を丁寧に拾いあげて描かれる。王道あり、悲劇あり一気読み必至の6編。
時代小説

あきない世傳 金と銀(二) 高田郁-切り拓く運命-

動き出した運命、 五鈴屋、四代目徳兵衛、幸に大きな転機が訪れる……
小説

西部戦線異状なし レマルク-18歳の熟練兵-

第一次世界大戦、一人のドイツ兵が死んだ。彼は戦場で何を経験し、何を思って生きてきたのか? 本書を読み終えた時、『西部戦線異状なし』というタイトルに綺麗事ではない読後感を味わうことが出来るはずです。
時代小説

鬼平犯科帳 池波正太郎-時代小説の代表作-

『鬼平犯科帳』、時代小説においては本作品より有名なものはあるのでしょうか。それほどまでに、多くの人に支持を集めたのが『鬼平犯科帳』です。「火付盗賊改方」と盗賊たちの物語は、ただの勧善懲悪には留まらず、捕方も盗賊も人間的魅力に溢れた人物が多く存在するのです。
時代小説

峠 司馬遼太郎-英雄ならずとも-

河合継之助、幕末に倒れた一人の英雄。長岡藩という小国をもって独立しようとした彼は時勢の読めぬ愚か者であったのだろうか?それとも、先進すぎたゆえの発想だったのか。ある小国の幕末記、そこには歴史の表舞台ではなくとも確かに輝いた一人の人生があった。
時代小説

剣客商売 池波正太郎-暮らしと剣の達人-

剣に生きた秋山小兵衛は老後、後妻に迎えたおはるとともにつつがない日々を暮らしていた。しかし、事件が起きれば剣を抜き、再び熟練の剣士の技を見せる。酸いも甘いもかみ分けた剣客の味が染み出たシリーズは、『鬼平犯科帳』『仕掛人・藤枝梅安』とともに絶大な人気を博した。
時代小説

角兵衛獅子 大佛次郎-鞍馬天狗傑作選1-

神出鬼没の勤皇の徒、鞍馬天狗。人柄は優しく温かいが、剣を手にすれば無敵の剣士に変わる。しかし、そんな鞍馬天狗がある日、敵の手に落ちてしまう。虐待を受けていた親方から救われた杉作少年は彼を助けるべく奔走していく!鞍馬天狗と杉作少年の運命やいかに⁉
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